綴り

2022年10月03日

数年経ったお庭のようす

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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このカラフルな花たちはいったいどこに行くのでしょうか?社用車に花を沢山乗せて私は今週とある現場に行ってきます。またその時の模様はブログでお伝えできればと思いますのでお楽しみに。それにしても、カラフルな花は見ているだけで心を明るくさせてくれますね。本当に植物には人を元気づけることが出来る力があると感じます。


 

おもてなしの空間への庭

先日私はある現場の帰りに数年前に近江庭園で施工を担当したお庭の確認に立ち寄りました。こちらは京都駅にほど近い場所にあるホテルのお庭です。ホテルに入る前のエントランス部分にどんと構える大きなお庭をつくらせて頂きました。

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大きな流れのあるこちらのお庭では、このホテルを訪れたお客様がまず私たちのつくったお庭を見てからホテルに入館されるような動線になっています。この流れの水音を聞いて京都の町中にいることを一瞬でも忘れられるような空間を演出しています。

草木も数年経ちかなり馴染んできたように思います。その過程で生育がうまくいかなかった植物もあったのですが、それらを補うように他の草木が自然な成長を遂げていて、庭としてひとつの空間としてまとまっているような気がしました。

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上を見上げると、かなり高い吹き抜けの構造になっており、壁の反射で明るさはある程度あるので木々だけを見ていると林の中で日が差し込んでいるのを見上げているような感覚になります。その林の中のような雰囲気を壊さないように、灯篭や意匠的な部分に京都の名所を盛り込んで「京都の雑木の庭」をつくることができました。数年経った木々たちは植えたての時の「持ってこられた感」が薄れ、しっかりとこの空間を構成する一部となっていることを確認しました。

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ホテルのエントランスとして、このお庭が少しでもここを訪れたお客様におもてなしを感じる瞬間になっていけたら嬉しいなと感じます。このお庭がもっと成熟し、綺麗な空間になるまできちんと維持管理もしていけるよう頑張りたいと思います。

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