綴り

2023年03月03日

滋賀から丹波まで

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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椿の花もすっかり花盛りで、さまざまな品種がほころび始めています。だんだんと気候も暖かさが勝り、日中外で作業をしているスタッフはとても暑いようでみんなどんどん薄着になっています。先日大雪が降ったところだというのに天気の変化が激しいので、みなさま体調を崩さぬようお過ごしくださいね。花粉症も酷くなってきて辛い方も多いと思いますが、なんとか春を迎えましょう。

 

店舗の新しい試み

近江庭園が8年前に施工したこちらの物件が久しぶりに一部リニューアルするとのことで、石のベンチと御簾垣の製作をさせて頂きました。

庭の中にもお客様の座れるスペースをつくるということで天然の石材を切削し、座面が石の切断面になっている面白いベンチです。

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これは石のベンチの製作風景です。石の肌理が美しく、フォルムもひとつひとつ違う世界に一つだけの形です。切断する場所、角度などによっても模様は異なり、それぞれの石が持つ美しさが違うのがポイントです。これを以前私たちがつくったお庭の中に設置していきます。

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実はこの日の丹波はよく雪が降り写真のように銀世界になってしまいました。御簾垣の作成時にこんな天気の調子でしたが、宿泊日数が限られていた為、雪の日でも作業をせざるを得ず、スタッフは寒さの中頑張って作業をしたそうです。遠方のご依頼を頂いた時は、このように天候に左右されると工期に影響があるので全日晴れを願っております。天気のことは自分たちではどうにもできないので、諦めるしかないのですけどね。

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ちょんちょんと据えられた石のベンチがなんとも可愛らしいですね。形がそれぞれ違うのもまた良い味を出していて、個性的なスタイルに仕上がりました。個性的ではあるのですが、石の錆模様が店舗の建築によくマッチしていて、ずっとそこにあったように馴染んでいるのが素敵ですよね。

こちらのお店では窯焼きのピザや丹波の食材を使用したスイーツなどをお店で提供しており、今回このベンチを設置したことで天気の良い日などにはテイクアウトしたスイーツを外で食べることができるようになりました。これからの行楽シーズンにピッタリですね。今はお庭の景色も冬枯れていて寂しいものの、春の芽吹きが訪れるころには新緑が綺麗にお店を彩って、訪れたお客様も外の景色を楽しみながら美味しいスイーツに舌鼓を打ってくださることでしょう。

みなさまもぜひ丹波までお越しの際は寄ってみてくださいね!

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