綴り

2023年06月12日

最後の大改修

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

_MG_0965

台風の影響もあり、なんともすっきりしない梅雨らしいお天気が続きます。前回の大雨で仕事の予定も調整が必要になり、梅雨は天気に振り回されてばかりですね。春の花から夏の花へと切り替わる季節で、だいぶ周囲の環境も鮮やかな色合いになてきたような気がします。新緑が眩しかった緑はいつのまにか落ち着きどんどん夏の葉へ。今年も暑そうなので今から夏におびえています。

 

事務所の玄関前がいよいよ

IMG_0969

IMG_0975-1

先日から事務所の正面玄関の改修工事が始まりました。瓦のモニュメントを解体し、切石や灯篭、この石の看板も一旦除けていきます。大量の瓦と大きな板石の平板をどかしていく作業から始まりました。二人で持つのには重たすぎる石はすべてユンボで吊って動かしていきます。写真の奥に積みあがっている石の厚みと大きさがお分かりいただけますでしょうか?解体するのも大変ですが、この玄関をつくった際にはもっとたいへんだったのだろうなと思います。綺麗に歩く面の高さを揃えて据え付けるのが大変な大きさの板石です。

IMG_0976-1

立ててあった切石も掘って解体していくとやはりすごい大きさです。長年立っていたものなので、足もとのコンクリートにはさまざまな樹木の根っこも絡みついています。この石も立てて据え付けるのは大変だったかと思いますが解体をしてしまうと一瞬で、手際の良さに驚きつつ壊すことのあっけなさになんとも言えない気持ちになります。

そして次の日からの作業はもっと繊細な作業へ。長年植わっている大きな樹木たちの根巻と移植です。

IMG_0981

IMG_0984-1

ユンボなどを使って周りの土を丁寧に掘り取り最後は手作業で根鉢の周りを掘っていきます。大きな根鉢なので、三人がかりでの作業です。土を掘ったりと豪快な作業にも思えますが、植物を生かすためにはさまざまなことに気を付けながら掘り取りと移植作業はしていかなければなりません。途中土の中からはガラや石も出てきて大変掘りづらかったと思いますが、無事に事務所周りの植物たちは一時避難の移植ができたようです。モミジやカシ、アセビなどを掘り取りましたがどれも立派で歴史を感じる佇まいです。このアセビもものすごくカッコいい樹形をしていますよね。

これで改修工事をするための準備が徐々に整ってきました。この事務所の玄関は今後どうなっていくのか、みなさまも楽しみにどうぞ!

美しい歴史を繋ぐ

こんにちは。

続きを読む

進む新事務所改装

こんにちは。

続きを読む

着々と進む準備

こんにちは。

馬酔木(アセビ)の花が咲き始めました。まだ暖かくなり切る前に花を咲かせ始めるので、馬酔木が咲き始めるともう春がそこまで来ているのだと感じることができます。馬酔木の...

続きを読む