綴り

2022年10月31日

技能五輪への道、ついに閉幕

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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秋の草花も既に全盛期が終わってきたかもしれません。少し物寂しい雰囲気が漂ってきた11月前。朝は白い息が出るほど寒くなってきましたね。そうこうしている内に今年も駆け抜けてゆきますが、皆様は残り二カ月どうお過ごしになられますか?

 

頑張りの成果を

先日のブログでお伝えした技能五輪造園部門エストニア大会が無事に閉幕しました。現地に応援に行っていたスタッフから毎日様子の報告を受け競技4日間はソワソワとしながら仕事をしていました。毎日送られてくる写真から選手の真剣な眼差しと懸命さが伝わり、こちらまで熱気が届くようでした。進捗も順調だったのでソワソワはしていましたが、同時に安心感もありました。

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今年の初夏に上海大会の中止が決まり意気消沈していた選手はこの大会が行えると決まった時とても嬉しかったと思います、そしてこのエストニア大会での作品を絶対に最高のものに仕上げるという意気込みが再び生まれたと思います。コロナ禍でさまざまな制約があった中、選手本人もサポートをしてくれた方々も本当によく耐えました。

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今まで長いあいだ選手が努力してきたことを知っているからこそ、実際に現地に行っていない私まで緊迫感が伝わってくるようで、結果のわかる閉会式までは本当に落ち着きませんでした。

そしていよいよ結果の発表。

なんと日本は銀メダル、2位を獲得することができました…!日本時間で夜の11時に閉会式だったのですが、深夜ということを忘れ中継を見ながら思わず声をあげてしまいました。海外の大会で日本が造園のメダルを獲得できたのは今回が初めてです(過去、日本大会では金メダルあり)。技能五輪の造園の部門の中では悲願のメダルであり、この結果は快挙です。

まず選手たちの努力が実ったことが何より嬉しく、頑張った分の結果をしっかりと残してくれたことがとても素晴らしいと感じています。また今回の大会で近江庭園からは三人目の世界大会出場でしたので、これまでの大会の経験を活かしてサポート側もどんどん成長していけたことが勝因の一つであったと思います。

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大会の余韻が残り、とても素晴らしい記録を残してくれた選手に早く労いの言葉をかけてあげたいです。良い大会を見せてくれて感謝しています。しっかりと体を休めたらまた日常が待っていますが、この大会で得た大きなものが今後の選手の造園人生を豊かにしてくれることでしょう。

また選手が帰国したら詳しく話を聞かせてもらおうと思います。本当に素晴らしい成果を見せてくれてありがとう!

こんにちは。

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