綴り

2022年11月04日

霜月も引き続き石積み

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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いよいよ今年も残すところあと二か月に迫ってきました。今の暦は「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」という季節で、紅葉が次第に深まってくる頃のことを指します。比叡山や滋賀の山々も山頂のほうから次第に色付き始めあたりの木々も黄色や橙色など鮮やかに色を変えています。「錦秋(きんしゅう)」という言葉があるように、錦を織った様な山の装いは美しいこの季節の風景ですね。

 

立ち上がる石の壁

先日こちらのブログでご紹介したこちらの石積みが積みあがってきました。

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引きで見ると壮観な石積みです。天端はきちっと綺麗に揃えられ、形の違う石たちがぴたりと収まっています。ひとつひとつ職人の手で据えられていく石積みは機械の力ではできない手仕事の技術です。高いところは、ユンボやユニックなどのクレーンを巧みに使い、一石一石を丁寧に据え付けていきます。

石を加工しながらも自然な風合いを残して積まれていく石積みは、タイル貼りや成形された石を使った石積みとは異なる魅力があります。野趣に溢れる風合いと現代の建築が合わさることでどのような相乗効果があるのか楽しみです。

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そしてまだまだ石積みは続いていきます。この石積みは庭のスペースのスクリーンになるように構成されていて、建築の中から石積みが見えてきます。建築の中から石積みが見えるなんて、少し特別な感じがしますよね。

引き続き、作業は大変なものになりますがお客様にそんな非日常を日常にお届けできるように邁進していきたいと思います。

実は違う現場でも

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