綴り

2023年01月16日

年始からお手入れ

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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先週は仕事が本格的に始まり、なまった体には良い気分転換となりました。冬季休暇前には少しだけ残っていた落ち葉も今では全くなくなり、常緑の植物がお庭の中で寒さに耐えているのみです。近江庭園の中庭は冬の間は日が差してくるのが遅いので、朝早くですと少し仄暗いのですが、それが冬の情景をより引き立てていると感じます。

 

黒松のお手入れ・古葉取り

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近江庭園のお庭には50年前に会長がつくった当時から生きている赤松や黒松が何本かあります。数年前、そのうちの一本は病気になり枯死してしまったのですがこちらの黒松は、まだまだ元気で年々葉の色も濃く一回り大きくなっているような気すらします。枝ぶりも立派で、樹冠を上から見ればさぞ綺麗な姿をしているのだろうなと思います。

そんな50年も生きている松も元気に生きていけるのはお手入れがあってこそです。近江庭園のお庭は会長が率先して掃除や手入れをしていくことで綺麗さが保たれています。常に空間を美しく保とうとする姿勢は見習わなければなりませんね。

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会長の切っている枝のごみを見ても勉強になることが多いです。切った後の枝を見てどこに生えていた芽を摘み、どの枝を活かすのかというのは実際の作業を目の当たりにしていなくても剪定のごみや切り口を見れば想像ができます。本来は一緒に作業をすることが望ましいのですが、中々作業が一緒にできないときはこのように剪定の終わった木を見るだけでも学べることはあるのです。

いま私の撮影した下からの写真でも手を入れた部分の枝ぶりの良さが分かるかと思います。上から順番に仕上げているので、枝がだんだんと美しくなっていき空が葉の間から透けています。きっと今日にはこの松は美しく整っていることと思います。

お正月で鈍った体を早く叩き起こして、わたしも会長を見習い仕事に精を出して学んでいきたいと思います!

一枝一枝、丁寧に

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