綴り

2025年03月21日

このひと月で感じたこと

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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随分とブログの更新がストップしておりました。1月の中頃からある現場にほぼ毎日行き久しぶりの現場作業漬けになっておりました。寒波の到来した寒い冬から最近の暖かな気候になるまでずっと外におりましたので、季節が進んでいくのを肌で感じながら冬から春へ移り変わる姿を眺めることができました。ずっと事務所にいると感じることの出来ない自然の流れを感じることの出来た近頃です。

 

景観について思う、これから

ここ最近ずっと行っていた現場では、私たちが普段取り扱うような草花ではなく、田んぼや道の際、空き地や山でよく見るようないわゆる“雑草”を扱っておりました。普段であれば真っ先に抜いて欲しいと頼まれるような雑草たちが自然と良い景観をつくっていく不思議な現場でしたので、普段の仕事と違いとても新鮮な気持ちで臨んでいたと思います。現場自体は大変なことも多かったですが、その分とても良い学びを得たと感じています。

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今回使用していた草花は雑草というよりも“野草”というような可愛らしいものが多かったのですが、中には昔から慣れ親しんだ野原に生えているような品種も多く、作業中は子どもの頃に外で遊んだ記憶がよく蘇ってきました。ただその次に思ったのは、「この野草が生えていた野原って今はどうなっているっけ?」ということでした。そのことを考えると、私が幼い頃遊んでいた草むらは現在グラウンドとして整備され砂地の公園になっており、その草むらは既に無くなっています。そこではシロツメクサで花輪をつくりぺんぺん草を鳴らして遊んでいたのに、今の子どもたちにはそうしたすぐに触れられる緑が無いんだなと思い当たりました。ただの野原と言われればそうかもしれないのですが、家に庭を設けづらくなった現代でそうした緑地は子どもたち、そしておとなの私たちにとっても大切な役割を担っていたのかもしれないと今になって思うのです。土の匂いや踏む感触、草の瑞々しさや季節で異なる影の長さは、室内で得られる体験とは全く違い、全身で覚えていく感覚を研ぎ澄ます体験になります。小さなころからそのような自然に触れていくことで、豊かで柔らかな感覚が身についていくのではないかと思うのです。

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まさに今回の現場では、今は無くなってしまったそうした野原や自然を再現しようと試みており、中には久しぶりに見た野草も多くありました。懐かしさを感じながら、改めて野草の名前を覚えていったこの現場は、とても大変でしたがひと月の間ずっと自分の考えを見直せる場所でもありました。

自分が今暮らしている場所には既になくなってしまった風景…、それが人工の景観として蘇る不思議さ、いずれそれが本当の自然になることを願って、この仕事が人知れず未来の豊かさに繋がると良いなと切に思います。

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