綴り

2022年05月27日

家の真ん中のお庭

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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春というよりは初夏の陽気になってきました。梅雨のぐずぐずとした空模様もだんだんと見られるようになってきて、外仕事の私たちはいつも天気の機嫌を伺いながら、ハラハラしたり晴れて安心したりと心も忙しくしています。植物は私たちよりもとても穏やかに時間を過ごしているように見えます。私たちもそんな植物が風に揺られる瞬間を眺めてぼーっとする時間が必要かもしれませんね。


 

共に育つお庭

先日から工事に入らせて頂いている現場は、お庭の四方が建築に囲まれている中庭スタイルのお庭です。四方からお庭が眺められることと、お庭がご家族の憩いのスペースになるように設計し施工をしていきました。

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お庭の真ん中には自然石でつくったデッキがあり、それを囲うように亀甲名栗の加工が施された縁側を配しました。古御影の切り石や庵治石の水鉢、それぞれの素材にこだわりながらも、素材どうしがケンカすることの無いように塩梅を見て設計されています。建築のどの部屋から見ても様になるように…そして、それぞれの窓から一つの風景が切り取れるように、そう考えながらお庭をつくっていきました。

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こちらの庵治の水鉢は成形された水鉢には無い存在感と深みがありますよね。年月と共に素材の持つ風合いが変化していくのを楽しめます。木々も徐々に成長していけば、このお庭に落ちる木洩れ日はとても柔らかくなっていくことでしょう。数年先のお庭を想像しながらお庭づくりに取り組んでいくことが良い空間をつくる上でとても大切なことなのかもしれません。

亀甲名栗の濡れ縁は近江庭園おなじみの大工さんの手によって美しく仕上げられていきます。切り口の綺麗に揃った濡れ縁は気持ちの良い仕上がりです。自然石のデッキや古御影石に落ちる樹木の木洩れ日や影の揺れる様子がとても心地よい空間を演出してくれます。

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お施主様も古いものや年月を経たものがお好きということで、「共に育つ庭」はピッタリだと思います。このお庭がお施主様に末永く寄り添って過ごすことのできる空間になれば、植物もお庭の素材たちもますます深みと味が出て良い空間が共に出来上がっていくのだろうと思います。あともう少しで完成です。最後まで仕上げられるように見届けていきます。

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お久しぶりです

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暮らしの真ん中で

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