綴り

2022年07月11日

伸び伸びと、自然に

投稿者: 松本 友香里

読書時間:2分

こんにちは。

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七夕も終えいよいよ夏本番の兆しですね。既に猛暑日が続き、毎日茹だるような暑さで大変ですよね。たまに吹く風もどこか湿っていてあまり涼しくないのが湿度の高い日本の夏という感じがします。この季節の風のことを「白南風(しらはえ)」と言います。夏のきらきらとした日差しに目を細めるような眩しさが白い風という表現になったのでしょうか。とても美しい言葉

です。

 

撮影day

今回も今年作庭させて頂いたお庭の撮影に参りました。作庭当初はまだ芽吹きを迎えていなかったので緑が豊かな季節になってから撮影しましょうというお話をし、そして遂に撮影日を迎えました。今回も小笠原さんに撮影をお願いし、雲や太陽の加減を見ながら進めていきます。

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作庭当初には無かった木陰がアプローチに落ちてとても良い雰囲気です。芝生もふかふかとして緑が瑞々しく感じます。春の花たちが終わり夏の花が咲いていました。季節が移る様子が植物を通してよく見えるのがお庭の良いところだと感じます。

撮影前はいつも軽くお庭の掃除をするのですが、お施主様がよくお庭の管理をしてくださっているので、この季節に雑草もほとんど無く私はお庭の軽い整備だけをして、撮影の間は付き添い人のようにずっとお庭を眺めておりました。風がさっと抜ける瞬間があり、その日は雨の後もあって涼しかったのですが、風のある分雲の流れも速く、流れる日差しと影との我慢比べの撮影になりました。

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こちらのお施主様は家の中からの景色にもこだわられて、家の中からもお庭を眺めて楽しめるように、窓の外に緑のある空間を目指して植栽をしました。風で揺れる葉や窓辺に落ちる木陰は家の中でも植物による安らぎを与えてくれます。

お施主様の毎日の水やりと管理のおかげで植物は伸び伸びと育ち、それぞれの植物たちが生き生きとしているように見えました。自然な姿で強剪定などせずにあまり人の手が入らなくても空間がまとまってくることがとても大切です。植物本来の姿を大切にしていきたいなと思います。お施主様の元へ行ったお庭が、元気な空間として育っていくことがとても嬉しいですし、これからも長く寄り添う空間となっていくことを見守っていけたら良いなと思います。

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