こんにちは。
いよいよ年内最後のブログとなりました。皆様は年越しをどのように過ごされますか?私は仕事納めの日まで毎日会社の植物のメンテナンスをしていました。頂いたシクラメンは...
こんにちは。
日が短くなり、日中の暖かな日差しが貴重な毎日となりました。冬のひだまりは暖かく、外に居ても日差しの届くところでは太陽が出ていることに有難さを感じる毎日です。冬至になりましたので、これから日脚は少しずつ長くなっていきますね。こんなに寒いですが、薄暗い冬もすでに折り返し。寒さのピークが恐ろしいですが、皆様あたたかくしてお過ごしください。
年末恒例のあのお仕事
師走もすでに残すところあと僅かとなり、年末恒例のあの仕事が今年もやってきました。
今年も綺麗に切り揃えられた青竹を使い、井筒の蓋や棕櫚箒(シュロボウキ)など露地に必要なものを作製しました。寒い中悴む手を必死に動かして作業をしていきます。この作業も数年間こなしていると意外と指や体が手順を覚えているもので、一年のこの時期にしか作製しないものですが年々スムーズになっているように感じます。
普段の現場では全くお目にかかることはないシュロの葉でつくる箒も、スタッフたちは少し見ただけで大体手早く作ってしまいます。仕上がりも年々美しくなっていくようです。露地というのは日本独特のお庭の様式で特にお茶の世界と深い関りがありますので、お庭を通して日本の伝統的な文化に触れることができるのは貴重な体験だと思います。普段見る日本庭園やさまざまなお客様の庭とは異なるお庭の決まりや設えはこの作業を通してでしか味わえないものです。
私たちは毎日お庭に触れて仕事をしていますが、この作業は特別で年末になると「やってきた」と思います。いよいよ仕事を納めなければ、という師走特有の焦燥があります。こちらの作業も無事に終了し、残すところ年末の手入れを駆け抜けていくのみになりました。年末の忙しさにも負けず、皆様最後まで2022年を元気に過ごしていきましょう。
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