綴り

春へ向け 新しいお庭への準備

作成者: 松本 友香里|2022年01月23日

こんにちは。

山茶花しんしんと凍えております。濃いピンク色に白い雪が降り積もって目に映えます。こんなに寒い毎日ですが、蕗の薹が顔を出し始める季節であり、冬芽が膨らみ春の芽出しの時期に向けて植物たちは次の季節に向けて着々と準備を進めています。

 

芽出しの時期を思い描いて

久しぶりに樹木の仕入れにやってきました。雑木を使用したお庭を春先に施工予定なので、そのお庭で使用する樹木の下見です。今は葉が落ちているものが多く少しうら寂しい印象も、春の芽出しの時期を思い描いて枝ぶりや葉の展開した様子を想像します。

幹の線が綺麗なもの、花の美しいもの、それぞれの樹木にそれぞれの美しさがありますので、いまお客様が住んでいる建築と望んでいるお庭の理想とをすり合わせて良い一本を見つけていきます。

目隠しの木には常緑樹や枝が豊かなものを選び、シンボルツリーには四季を楽しめるものを。そのように一本一本選んでいくと、自然とお庭の形が見えてくるような気がします。

お庭の施工はもう少し先なのですが、今から春のお庭の風景がどのようになるのかが楽しみです!これからはどんどん気候も良くなってまいりますので、春のお庭が待ち遠しいです。より素敵な空間に仕上がるように、こちらも準備を進めていこうと思います。