綴り

迫力のある石積みの姿

作成者: 松本 友香里|2022年10月13日

こんにちは。

日がすっかり短くなって、影も長く伸びる季節です。仮事務所から見える景色は常緑樹が多いせいか、夏とあまり変わらないように見えますが、この木々の下ではどんぐりの落ちるコツコツという音が聞こえ、次第に落ち葉も増えてきています。暑くなるのもあっという間でしたが、寒くなるのもあっという間で、過ごしやすい季節というのは気づいたら既に終わっているのですね。今の過ごしやすい秋の日が今しばらく続いて欲しいものです。

 

崩れ積みの迫力

先日こちらのブログでもお伝えしたこちらの現場が進んで参りました。滋賀県内の石材を使用して、大きな石はクレーンを使い据え付けていきます。

崩れ積みの姿は積みあがってくるととても迫力がありますね。石も黒色なので重厚感があります。崩れ積みは私たちがよく施工する野面積みとは違って面を綺麗にだす積み方ではなく、名前の通り「崩れ」ているような積み方です。ですが、実際には崩れるわけではなく、崩れているように見せているだけでつくりは強固なものです。しっかり石の組み合うところを見極めて施工していきます。大きな石を使用しているので、見極めてもその石を扱えなければなりません。重機を使用して慎重に積んでいきます。

崩れ積みの荒々しい見た目と大きな石が迫力を生んでいるのですね。施工は大変ですが、少しずつ積みあがっていくのを見ているととても楽しみです。こちらの現場はここから一体どのように進んでいくのでしょうか。またブログで取り上げながら紹介していけたらと思いますので、宜しくお願いいたします。