綴り

着せ替えの様子

作成者: 松本 友香里|2022年12月11日

こんにちは。

最近では出勤する時間帯にまだ月がよく見えます。朝ぼらけの空に煌々とした月が見えると、冬の朝だなあとしみじみ感じます。12月に入りめっきり寒くなり、紅葉でにぎやかだった近江庭園の庭も今では葉がほとんど落ち、日が入るようになりました。この冬の木漏れ日のおかげで下草や苔にも良い日光が入り無事に春を迎えることができるのですね。自然のサイクルには感心することばかりです。


 

花の交換作業

先日お伝えした森の妖精の着せ替え作業ですが、先日準備した花を今付いている花と交換する作業に来ました。妖精の大きさは地上から7m程度ありますので、交換作業にははしごを使っていきます。

高い場所でもスイスイと登って手早く作業して順調に衣替えが進んでいきます。秋のお花と冬のお花が混ざった状態もとても綺麗なので、今度はボーダー柄にしてみてもよいかもしれませんね。季節ごとに花が変わっていくのでそれぞれの季節で表情の違いが楽しめるのが面白いですよね。ここに来てくれたお客様の楽しみのひとつになってくれていたら嬉しいです。

準備した花は予定通りに植替えが終わり、この日は午後から新たな花の準備に取り掛かっていました。新しい花は冬の寒さにもよく耐える明るい色のプリムラジュリアンです。咲いている花の下にもつぼみが次々と上がってきていたので冬の間長く楽しむことが出来ると思います。

木々に囲まれた森のような店内の庭園に突如現れる森の妖精、無事に冬の衣替えが完了しました。

これから冬の間は真っ赤なお花の服を着ている森の妖精にみなさん是非会いにきてくださいね!