こんにちは。
春の草木が次々と咲き始めています。馬酔木の蕾は徐々に膨らみ始め、蝋梅が非常に良い香りを漂わせています。気温が高くなってきて、びわ湖の湖面も霞かかって来ました。そうした季節の一つ一つの変化が、私の仕事の面白みを日々増して感じさせてくれるようです。
植栽を追加する
昨年お庭づくりをさせて頂いたお客様からのご依頼で、お庭の追加の植栽をさせて頂きました。昨年の施工時には時期が合わず、植栽がすぐに弱ってしまうかもしれないということを考慮して一番良い時期に植えましょうとご提案をさせて頂き、今回やっと植栽を追加することができました。
今回は関東からやってきた春楡(ハルニレ)を植栽しました。こちらのお庭は滋賀県の中でも寒い地域にあり、寒冷地で育ちやすい植物を入れることができます。そしてお庭がとても広く、大きく成長するハルニレにとっても環境は適していると思いました。お客様の理想のお庭は冷涼地にある涼やかな別荘のようなお庭なので、理想を更に追求するために今回の追加植栽はとても重要だったのではないかと思います。
まだ幹も細くハルニレの威厳が出てくるにはもう少し木が成長していくのを待たなければなりませんが、早く葉が展開して美しい新緑の季節になることが待ち遠しいです。
芝生が冬枯れており物寂しい風景ですが、木々には新芽が沢山ついており、春の芽吹きが楽しみなお庭の一つです。追加でハルニレの他にサクラも植栽しましたので、いつか満開の姿が見られるのが待ち遠しいですね。
お庭や植物は日々成長し、変化します。お庭がそうした変化を見せると、自然とお客様も更に自分のお庭への理想がどんどん変化します。そうした理想を叶えるためにお手伝いのできる仕事をしていけたらと思います。