綴り

怒涛の植栽作業

作成者: 松本 友香里|2022年09月01日

こんにちは。

ここしばらくブログが更新できていなかった間に、だいぶ秋めいた空気になってきました。朝夕は涼しく感じますし、少し前までは耳を塞ぐほど鳴り響いていた蝉時雨もすっかりなくなりました。庭に差す木洩れ日も真夏の刺すような鋭い光が徐々に柔らかくなっているように感じます。これからどんどん涼しくなり、秋の植物たちが動き出します。季節の変化を楽しんで日々過ごしていきたいものですね。

 

夏の植栽を乗り切ろう

ここ数週間取り掛かっていた工事が先日ようやく目処が立ち、ひと段落いたしました。とあるビルの中の植栽工事で、範囲がとても広くビルの形状的にも工事が難儀する場所だったのですが、スタッフの頑張りもあり形にすることができました。

この日は普段は営業や事務所での作業が多い私や社長も現場に出て社員総出での植栽作業となりました。まだ植栽をするには万全な気候とは言えない季節ですが、灌水をしつつ、ひとつずつ植栽作業を進め各場所を仕上げていきました。

中には根鉢が300キロほどのものもあり、階段上に8人がかりで運んだりと骨の折れる作業が続いておりました。

植栽作業が仕上がると一気に庭らしく空間が華やぐのですが、その施工はかなり重労働なのが実のところです。ですが、その大変さを乗り越えた先に美しい空間が出来上がってくるので、工事の完成の際は「よくやった」と思っても良いのではないでしょうか。

工期がある工事では、植栽に適した季節ではなくともしなくてはならない時があり、とても気を遣わなければなりません。ですが、植物たちも生き物であるということを忘れずに最大限のケアをしながら工事を進めていかなければなりません。灌水や手際のよい作業を心がけ、負担を最小限にして工事を進めます。

今回のこちらの工事も人員を投入して手早く怒涛の植栽工事となりました。形になった時の安心感と疲労感になんとも言えない気持ちになります。大変ですが、出来て良かった、そう思います。

何はともあれこの数日間の植栽作業を乗り切りましたので、あとわずか残工事も頑張っていきましょう。