綴り

実は違う現場でも

作成者: 松本 友香里|2022年10月16日

こんにちは。

日差しが暖かくても空気が冷たい日が増えてきた今日この頃ですね。季節の変わり目は体調も崩しやすいので寒暖差に気をつけてお過ごしくださいね。先日は仮事務所も暖房をつけるほど寒い日があり、つい先日まで冷房をかけていたとは思えません。季節の巡る早さに自分が追い付いていないのですね。

 

こちらの現場でも石を積んでいます

先日ブログでご紹介したこちらの現場ですが、実はこちらの現場と並行してほかの現場でも石を積んでおります。

こちらのコンクリート壁を石積みに変えていきます。高さは2mを超え長さは20mを超えます。どうやらこちらの現場でも迫力のある石積みを施工しているようです。こちらは崩れ積みではなく、近江庭園の得意とする野面積みです。

近江庭園の石積みはこの地域にある穴太積みという技術を踏襲している側面があり、その積み方を職人であるスタッフたちは現場の中で研鑽しています。穴太積みも戦国時代から続く長い歴史のある技術です。その歴史を紡ぐように私たちの作るお庭では石積みを現代的な空間に用います。

この長く大きな壁が石積みになった時、どんな風景になっていくのか楽しみですね。実はこの一角だけではなく、他の部分にも石積みの意匠を施しますので、それがどう建築とマッチしていくのかも見どころだと思います。

またこちらの現場も続報がありましたらお伝えできればと思いますので、お楽しみに!