綴り

久方ぶりの

作成者: 松本 友香里|2024年11月21日

こんにちは。

おひさしぶりです。長期で休みを頂いておりましたが、先日近江庭園に戻って参りました。この席から見る景色は約一年ぶりです。

またブログの更新もぼちぼちとさせて頂ければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

約1年ぶりの更新ということになりますが、この一年間は時間が経つのがあまりに早く、本当に一年席を空けていたのかと驚いております。かと思えば、今年は夏が異様に長かったのでようやく最近寒くなってきたと感じます。季節が進むスピードはどんどんおかしくなっていき、時間が過ぎ去っていく感覚はどんどん早くなっていきます。季節の感覚と自分の時間の感覚が衝突していて、ふとした時にもうこんな季節なのかと思うこともしばしばです。なんだかこのまま秋や春の過ごしやすい季節が無くなってしまいそうで、私の中にもある大切な四季の風景が薄れないでいてほしいなと願います。

久しぶりにこちらのお庭にやってきました。

頭上に見えるイロハモミジも紅葉してきて良い雰囲気です。このような露地や庭園に触れるのも久しぶりだったため、侘び寂びの空間に身を置き心が静まっていくのを感じました。

苔の生育はうまくいっているところ、少し見守りが必要なところとありますが、時と共に自然の苔が生えて歴史を感じさせることができる空間に育っていけば良いなと感じます。そのためには私たちが庭を守る、育てるお手伝いをすることが欠かせませんので、これからも庭と伴走していくような気持ちでいようと思います。

それではまたブログでお目にかかれますよう、よろしくお願いいたします。