綴り

ようやくラストスパート

作成者: 松本 友香里|2023年08月21日

こんにちは。

お盆も過ぎ暑さも次第に落ち着いてきて欲しいこの頃ですが、まだまだ蒸し暑くエアコンが活躍している初秋です。ですが、まだまだ蒸し暑いと言いつつも、季節は確実に動いているようです。ひまわりの季節が終わり、徐々に秋の草花も動き始めてきました。暦も既に秋を迎え、深い霧がたつ「蒙霧升降(ふかききりまとう)」という季節とされています。次第に秋めいてくるこの季節と去りゆく夏の気配を感じつつ、比叡山にかかる霧が綺麗だなと思い次の季節に思いを馳せています。

 

家の中へ石積み、そして植栽へ

先日より2期工事が始まっていたこちらの現場ですが、お盆明けよりとうとうラストスパートの段階に入って参りました。先日は家の中にも石積みが完了し、いよいよ豪華な意匠になってまいりました。

石積みも角と天端が綺麗に出ていて美しいですね。エントランス部分がこのように美しい仕上がりになると、こちらに住まわれるお客様や訪れた来客の方も思わず見入ってしまうのではないかと思います。家の周りの石積みも完成し、いよいよ外構周りも整ってきました。私たちが最後にしなければならないのは植栽と自動灌水の設置です。

先日、内装の工事との兼ね合いで先行して中庭に植える植栽の樹木の搬入を行ないました。

何も無く殺風景だった中庭が、数本木が入っただけで雰囲気ががらっと変化しました。エントランスを入ってすぐに見えるこの中庭は家のほぼ中心にあり、お客様の暮らしの中心に存在することになります。季節を感じる落葉樹の植栽はその家の時間の流れも演出してくれることと思います。

2階に続く窓からも、植栽の葉の動きが見えるように家のどこにいても緑の揺らめきや木漏れ日が感じられるのは羨ましい限りです。まだ下草や低木などは入っておりませんが、これからどのように中庭がつくられていくのか楽しみですね。

さて残すところはあと僅かとなりましたこちらのお庭づくり。家の周りの植栽が残っています。季節的に植物にはかなり負担がかかってしまうので、慎重に作業をする必要があります。本来は植物に負担をかけたくないのですが、期日があるものに関しては仕方がない場合が多く職人たちも植物が弱らないようにひやひやとしながら作業していると思います。毎日本当に暑いので、植物たちへのケアも怠らず、あと少しこちらのお庭づくりをがんばっていきましょう。