こんにちは。
朝顔も咲いて爽やかな光景ですね、と言いたいところなのですが、毎日茹だるような暑さで参っております。季節は大暑の候、「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」という季節になります。皆さまがイメージされる桐の花は春に咲く藤色の花を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は桐と青桐はよく混同されていました。青桐はちょうど今の季節に花を咲かせちょうど花を結ぶのです。一方桐は今時期に実を結び始めます。一体昔の日本人はどちらの桐を思ってこの暦を名付けたのでしょうか?皆さまも是非調べてみてくださいね。
定期的な見守りをしていく
たわわに咲いているカシワバアジサイが綺麗なこちらのお庭は、私たちが数年前に作庭させて頂いたお庭です。今回は色々な樹木のメンテナンスと追加の植栽をさせて頂くことになりお伺いさせて頂きました。とにかく広いお庭なのですがさまざまな樹木が植わっており、賑やかなお庭です。
毎年美しく咲いているのはショッキングピンクが目にも鮮やかなエキナセアです、こちらは毎年旺盛なので、少し植えているだけなのですがよく目を惹きます。下草や低木たちはどれも旺盛で良く茂っており、景観が季節と共に変わってくるのをお施主様も楽しんでいるのですが、時間が経つごとに、徐々にお庭の課題も見えてきて、現在はその課題の解消に乗り出そうとしているところです。
虫に食べられて巣に侵されてしまった木が出てきたり水はけが悪かったのか根腐れを起こしていそうな木がいたり、時間を経るごとに木の状態や虫による被害なども見受けられ、沢山の原因や要因を挙げながらお庭を健康に保つためにお施主様と相談を重ねています。自分たちのつくったお庭なので途中で放っておくことなどできません。調子が悪くなってもしっかりと対処をして解決に導けるようにしていくのがずっとお庭と付き合っていく姿勢だと感じます。その中で定期的なメンテナンスや見守りは必須で、お施主様と協力しながら日々お庭の変化や状態にアンテナを張れる状態であるよう心がけていきたいと思います。
あたらしく仲間入りした樹木もいますので、より一層お庭が賑やかに多彩になりました。引き続きしっかりとお庭の変化に敏感に、末永く健康なお庭を保てるよう付き合っていけたら良いと思います。
皆さまも暑い日々が続きますので、自身への水分とお庭への水分補給をお忘れなくお願いいたします!